構造設計部 コラムCOLUMNS

構造設計部のコラムです。定期的に更新しています。

コラム一覧

1. 最先端のコンピュテーショナルデザインを用いた構造設計への展開

近年、建築デザインにおいて、3Dモデルによる高度なコンピュテーショナルデザインが着目されている。3次元の自由曲面モデラー「Rhinoceros」とそのプラグインである「Grasshopper」により、複雑な建築デザイン、幾何学制御、構造解析、環境シミュレーションなどのさまざまなエンジニアリングを統合化できる可能性を秘めている。弊社が開発した開発したShellOPTでは、曲面のコントロールポイントで制御された一枚の面に対し、そのZ方向の座標を設計変数とし、重量と重力に対する鉛直変位の2つを目的関数とし、多目的最適化を行うシステムである。「Rhinoceros」+「Grasshopper」はさまざまな可能性を有し、汎用性が高く、応用できる事例が多いため、今後ますます利用され、構造設計への展開については、骨組構造、シェル構造など形状に問わずコンペ、基本設計などいろいろなアイデアを短期間で出す際にも非常に有効であり、実施設計の詳細な検討を行う中でも十分に威力を発揮できる。詳細な内容は、コラム1を拝見ください。

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